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【私が家族に愛情を表せるのはやっぱり食卓】

レポーター:ペレ信子

2017.11.10

私が持っている様々な役割の中で、もっとも大切なものは、母親であり妻である家庭人としての自分。子供や夫が幸せに毎日を過ごしているか、それを気にするのが一番の仕事だと思っている。


子供の話を聞くのは父親でも母親でもどちらでも良いと思う。けれど、子供達は父親に話す事、母親に話す事を分けているようだ。特に女の子は母親にしか言えない事が思春期に入って増えて来た。もちろん、思春期の女の子がすべてを母親に言っているなんて信じていないが(自分自身がそうだったし)、自分ではどうしようもないことや、自分へのふがいなさや、悲しかった事などが言える最後の砦になっていたいと思う。


男の子はきっと父親と話す事で自分に自信をつけたり、目標を持ったりするのだろう。うちの場合、息子たちは夫の性格を受け継いで(義父も同様だけれど)フランスの男性らしく、母親に優しいねぎらいの言葉をかけてくれる事が多い。「ママありがとう。」「ママは座っていて。ぼくが片付けるよ。」これはフランス人の夫を選択した最大の利点だ。


忙しいと言っていると本当に忙しくなってしまって、普段気がつく事も気がつかなくなって来るようだ。家庭以外の仕事に集中していた時、私に「おめでとう」と言ってもらいたい事があった家族がいて、話をしてくれたのに私はそれをなんとなく聞き流してしまったらしい。
なんだか不機嫌なのでどうしたのか聞いてみたら、私の「おめでとう」が聞けなかったせいだとわかった。
「私も忙しかったから」なんて言い訳を聞いてもその気持ちは収まらないだろうな。
考えた末、私にできる最大の愛情表現はこれしかない。


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普通、平日はキッチンのカウンターで済ませる夕食を、ダイニングテーブルにテーブルクロスをかけて、キャンドルをともす。食事は簡単なグラタンでも、デザートのケーキは焼いた。
「おめでとう」と言って、家族全員で代わりばんこに、今週あった良い事を言い合ったら気持ちも落ち着いたみたいです。



やはり食事の時間は大切です。エラーもリカバーできますよ。






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フランスから学んだ、暮らしの工夫と楽しみ方を綴っています。

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