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収納

【梅雨時の暮らしを整える:書類を整理して収納を見直す】

レポーター:ペレ信子

2018.06.26

梅雨時の暮らしを整える。
6月が学年末のフランスの学校。大きな試験のある学年の子供達はそろそろお休みに入る頃。その他の学年の子達は最後の試験があったり、試験が終わった科目の授業ではなぜかお楽しみ会のようなことをする。それぞれがお菓子やジュースを持ち寄っておしゃべりしたり、映画を観たり。フランスの学校に子供を3人通わせている(いた)けれど、いつまでたっても理解できない。カリキュラムが毎年数週間早く終わるのなら、その他の時期にもっとゆっくりペースで進めば良いし、それができないなら、何かほかに役に立つ事をしてほしい。と、考えているうちはまだまだフランス人が理解できたとは言えないのかもね。



というわけで、早速試験が終わった娘は大量の資料やノートを「もういらない」と部屋から出して来た。フランスの学校は高校2年生で国語、つまりフランス語はおしまい。高校3年生からはフランス語は哲学の授業に変わる。これが結構大変だけれど大切な科目。自分の意見を、例を示しながら論理的に組み立てて自己主張できるフランス人は、この授業からできあがると確信している。(もちろん家庭や社会でのディスカッション体制も大切だと思います)


娘のノートを見ながら、こんなこと習っていたんだ〜とか、このノートはまだずいぶん書く所がある、とか思う。まだ使えそうなノートは使うし、いらないと言ってからも一年は寝かしておく。そして一年経った時、やっぱりいらないものは処分する。


子供3人それぞれ、段ボール箱が1箱ずつあって、その中にどうしてもとっておきたいものだけを入れている。例えば小学一年生で初めて字が書けるようになったときのノートとか、幼稚園の時に、毎日の様子を自分なりに絵や写真、行った美術館の半券などで綴った"Cahier de Vie"とか。毎年、その段ボール箱の中身は見直して、保存するのはその中に入るだけに留めている。


その作業は毎年なんとなく感慨深く、懐かしく、少し切ない。大学生になった長男の箱はもうほとんど整理しなくても良い。それでも全部また中身を確認してしまう。そして、筆圧の不安定な、頼りない字を書いていた頃の彼を思い出したりしています。

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フランスから学んだ、暮らしの工夫と楽しみ方を綴っています。

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