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インテリア・雑貨

【フランス人のあるディナーパーティーで】

レポーター:ペレ信子

2019.05.12

4月にあるフランス人宅にディナーに呼ばれました。このディナーはフランス流に、ホストの友人で、知り合い同士ではない人たちを引き合わせるディナー。ホストは自分の友人の中で、この人とこの人は気が合うんじゃないかと思う人たちをマッチングさせるのです。楽しくなるかどうかは、その手腕と運にかかっています。もちろん、招待客も上機嫌で仲良くなろうという意気込みで参加することが大切です。
毎回、どんな人が来るのかな。仲良くなれるといいなぁとちょっとドキドキ。

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(写真は他の日のディナー。漆の朱色を取り入れたテーブルが素敵だったので。)
この日は、私たちの他にひとカップル招待されていました。ホストの夫妻と合わせると6名というのは、じっくりお話できる良い人数です。10人以上になると、グループに分かれてしまうことが多いのです。
先に着いた私たちは、ホストと一緒にもう1組のカップルを玄関でお出迎え。年代も同じくらいの優しそうな方達です。私が日本人だと知ると、「日本語は習っているけれど、なかなか上手にならなくて。」とご主人はご謙遜。奥様の方も「でも日本は大好き。」と。
日本に駐在しているフランス人との会話の特徴は、普通はvouvoyer (敬語)を経てtutoyer (親しい人と話す言葉)になるところ、知り合う時間が短いことから、最初からtutoyerするところ。そして、普通のフランス人はいきなり自分の働いている会社名を名乗ったりしないのですが、駐在の人たちは共通の友人を見つけて早くお近づきになりたいのか、どこで働いているの?とすぐに聞き合うところ。駐在員の世界は狭く、友人になる時間は限られているのです。
この日もすぐにご主人が、大きな会社で日本に工場まであるフランスの某メーカー勤務だと知りました。この企業はフランス本国からの駐在員が多くて、何人も知っている人が勤めています。共通の知人がいるのではないか?と嬉しくなって、
「勤務地はどこですか?工場?事務所?」と聞きました。ご主人は「どちらかというと事務所です。」との答え。
なんとなく釈然としないなか、日本での仕事について会話が進んでいったときに、さっきの自分の質問を思い出して冷や汗をかくことに。だって、ホストが彼に
「社長だとこんなときに大変だよね。」って言うんだもの。
会話って難しい。
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ル・クルーゼアンバサダーに選ばれました。




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フランスから学んだ、暮らしの工夫と楽しみ方を綴っています。

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