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アメリカの大富豪の邸宅は桁違いのスケールだった!華麗なるハンティントン・ライブラリー

レポーター:Maria

2019.06.02

ワインにディズニーにユニバにビーチ!魅力あふれるカリフォルニア観光。今回ご紹介するのは、ロサンゼルスの北東10kmほど、サン・マリノ(San Marino)という静かな住宅街にある観光名所。あのカーペンターズの『Only Yesterday』のPVのロケでも使われた<ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)>にでかけてきました。

L.A.の鉄道王!ヘンリー・E.ハンティントン氏

ライブラリーというくらいなので、ちゃんと図書館もあるのですが、もともとロサンゼルスの鉄道王として知られる実業家、ヘンリー・エドワーズ・ハンティントン(Henry E. Huntington) の旧邸宅なんです。

カリフォルニア州サンマリノにある観光スポット<ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)>のエントランス

門構えはもはやお城!カリフォルニアには、ハンティントンビーチやハンティントンパーク、ハンティントン湖やハンティントン病院など、彼が遺産として残したあらゆるスポットが今もたくさんあるんですよ。

アメリカ屈指の大富豪の家は、ヨーロッパの王侯貴族のお城とはまた違った、想像を超えるスケールです。だって敷地の広さが207エイカーもあるんですから。入口の門から駐車場までが長いこと長いこと…。こんなの初めて。

カリフォルニア州サンマリノにある観光スポット<ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)>。駐車場は無料。

「1日じゃまわりきれないよ!」と言われた大英博物館やルーブル美術館をグルグル歩き倒したことはある私ですが、<ハンティントン・ライブラリー>は駐車場がまた尋常じゃない広さで、入場する前から思いっきり迷子になりました。

鉄道王として知られる実業家、ヘンリー・エドワーズ・ハンティントン(Henry E. Huntington) の邸宅だった

<ハンティントン・ライブラリー>はまともに見て回ろうが、雑に走って観光しようが、とても1日では足りません。美術館とか博物館とか、そういう普通の観光地の規模を超えています。これから出かける人はあらかじめ見たい場所を絞り込んでチェックしておくといいと思いますよ。まずは私が見た中ですごく印象的だったポイントをまとめてみました。

見どころ1:植物園の砂漠エリア(Desert Garden)を散策!サボテン&多肉植物

植物園の砂漠エリア(Desert Garden)|アメリカの大富豪の邸宅は桁違いのスケールだった…!華麗なるハンティントン・ライブラリー

世界最大かつ最古ということで、一番のお客さんが多く集まっていたのが、「Desert Garden(デザートガーデン)」という砂漠エリアです。多肉植物はざっと2,000種以上はあるのだそう。

植物園の砂漠エリア(Desert Garden)のサボテン|アメリカの大富豪の邸宅は桁違いのスケールだった…!華麗なるハンティントン・ライブラリー
こんな大きなサボテンは初めて見た!

南アメリカから持ってきたものが多いらしく、背の高いものは、夏の終わりごろに花を咲かせて、秋口にはカラフルな果物が実ったりもするんですって。

アガヴェやサボテンがズラリ。圧巻のスケール!@植物園の砂漠エリア(Desert Garden)のサボテン|アメリカの大富豪の邸宅は桁違いのスケールだった…!華麗なるハンティントン・ライブラリー

最も壮観なサボテン郡は、春先に開花を迎えるそう。古いものだと85年以上になるものもあるそうです。私がでかけたのは2月下旬ですが、この<ハンティントン・ライブラリー>ならではの四季を色濃く感じることができる場所だと思います。

迷子になった植物園の砂漠エリア(Desert Garden)のサボテン|アメリカの大富豪の邸宅は桁違いのスケールだった…!華麗なるハンティントン・ライブラリー

水を必要としない多肉植物はスプリンクラーもないし、私が出かけたときは庭師さんが一番少ないエリアでもありました。前後に誰か観光客がいるうちはいいんですが、誰もいなくなると、一人でめちゃめちゃ不安な気分になってきます…!このままうっかり遭難したらどうしようってドキドキしました笑

どこを切り取って写真を撮ってもインスタ映え!植物園の砂漠エリア(Desert Garden)のサボテン|アメリカの大富豪の邸宅は桁違いのスケールだった…!華麗なるハンティントン・ライブラリー

エントランスゲートで地図をもらって歩いていたのですが、Desert Gardenは道がぐねぐね曲がりくねっているし、これだけの多肉植物に取り囲まれる機会もないので、徐々にサボテンとアロエの違いも分からなくなってくる始末。挙句この日2度目の迷子です。

「Orbit Pavilion」というNASAの軌道パビリオンサウンド体験ができるという建物|アメリカの大富豪の邸宅は桁違いのスケールだった…!華麗なるハンティントン・ライブラリー

多肉植物の隙間から、銀色の不思議な物体が見えたときは一瞬UFOかと思いましたが、これは「Orbit Pavilion」というNASAの軌道パビリオンサウンド体験ができるという建物。いきなりさー、「国際宇宙ステーションと19の地球科学衛星の動きが織りなしている革新的なサウンドスケープを体験してみてください!」とか言われても、凡人の私にとっては「は?」って感じなのですが(;^_^A人が話す声とか波の打ち寄せる音、木のさえずりやカエルの鳴き声など、シルバーのカタツムリみたいな形の中に入ると、独特の音が放射されているというちょっと不思議な感覚を味わうことができます。Desert Gardenの入口付近にありますので、ぜひココもチェック。

カリフォルニア屈指のインスタ映えスポット!<ハンティントン・ライブラリー>のDesert Garden

しかし、ガチの砂漠と違って、<ハンティントン・ライブラリー>のDesert Gardenは本当にどこも絵になる。どこを切り取っても美しい景色が広がっていました。

見どころ2:ハンティントンさんのアートギャラリー

ヘンリー・E.ハンティントン氏の邸宅。ロサンゼルスの北東10kmほど、サン・マリノ(San Marino)という街にあります。

ハンティントンさんが住居として使っていたあの建物は、今そのまま美術館になっているんです。ゆるやかな丘の上に佇む素敵な邸宅。

1690年代から1950年代ヨーロッパの芸術作品の数々は、ヨーロッパの王侯貴族のお城をしのぐ勢い@ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)

なかは、写真はNG。でもクーラーがよく聞いていて、すごく快適でした。

1690年代から1950年代ヨーロッパの芸術作品の数々は、ヨーロッパの王侯貴族のお城をしのぐ勢い。17世紀後半から20世紀半ばまでのアメリカの(当時としては新進気鋭だった)アートとの違いにフォーカスしているところが、このギャラリーの特徴です。

出典:公式サイト|The Huntington より

豪華絢爛なものから、コンテンポラリーな作品まで、お部屋ごとに印象が変わるのもなかなかほかの美術館とは違った魅力があってよかったです。このなかだけでも、所蔵されている作品が36000点以上あるそうで、季節によって展示を入れ替えているようなので、事前に公式サイトをチェックしておくといいかもしれませんね。

見どころ3:庭のなかにいる動物たち

オーストラリア式ガーデンやチャイニーズガーデン、ハーブガーデンにジャングルガーデン、バラ園に椿園、あとは日本庭園とか…、もうガチ紹介しきれないくらい多種多様なお庭がある@ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)

お庭と一言で言ってもですね、冒頭の砂漠エリアのほかに、オーストラリア式ガーデンやチャイニーズガーデン、ハーブガーデンにジャングルガーデン、バラ園に椿園、あとは日本庭園とか…、もうガチ紹介しきれないくらい多種多様なお庭があるのです。

ローズガーデンのどこかにティールムがあってアフタヌーンティーができるらしい…!@ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)

私は映画『SAYURI』のロケでも使われたという日本庭園を目指して一生懸命に歩いたのですが、結局足に限界がきてしまって(情けないよーう!)、途中で断念。「ティールーム&カフェ」という看板を見つけたので、ぜひとも休憩を!と思いましたが、結局どこにあるのかよく分からず。私はハンティントンさんちの庭で、この日何度目かの迷子になるのであります。

動物がいっぱい@ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)

そんなときガサガサ音が…。スタッフの人かと思いきや、トリ!なんとも凛々しい佇まいで私についてくる。かわいい。

動物がいっぱい。@ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)

なんでもない広い英国式の庭園を歩いていても、またガサゴソガサゴソ…と、すごい気配。怖いんですけどー!と思ったら

リスもいます!@ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)

いきなり目の前をリスが通り過ぎて行くというサプライズも。

アヒルもいます!@ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)

ポカポカした日差しが気持ちいいなと思って芝生に腰かけてみれば、大きなアヒルが2羽も近寄ってくるではありませんか。

動物園よりものびのび暮らす動物たち。これだけ自然豊かだったら毎日お散歩するのも飽きなくっていいよねぇ!私はすっかりクタクタだけれど、動物たちはみんなとっても生き生きしているのが印象的でした。

207エイカー(25万坪を超える!)広さは圧巻です。@ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)

この道はどこに続いているんだろうという好奇心とともに、四方八方からガサゴソついてくる動物たちの気配がずっと気になる散策となりました。

<ハンティントン・ライブラリー>へでかけるときの服装は?

ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)にでかけるときの服装って?!

まだ東京が極寒だった2月にでかけたので、私はダウンを着ていたのですが、上着とかいらないくらいの暑さ。カリフォルニアも冬なのに、この日の昼間は25℃もありました。砂漠感漂う場所に、ブーツも必要なかったですねぇ。

冬でもお天気よければ、長袖1枚にジーンズ&スニーカーでいいと思います。

ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)にはロッカーもあります。大きな荷物を持ってても安心。

入口には大きなロッカーもあるので、大きい荷物はココに預けておくと身軽に動けていいと思います。

<ハンティントン・ライブラリー>の入場料やアクセス情報

ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)の入場料は?当日チケットなどの案内はこちら。

チケットは公式サイトからオンラインでも購入できます。私は当日思いついて出かけたので、入口のチケット売り場で購入しました。料金は曜日や年齢によって細かく分かれていました。

■チケット料金

平日/*休日
大人 $25/$29
シニア (65歳以上) $21/$24
学生 (ID等の提示要) $21/$24
子供 (4-11歳) $13
幼児 (4歳以下) 無料

*休日はカリフォルニアの休日になります。ほかにも団体チケットなどいろんな種類がありましたので、詳しくは公式サイトをご確認ください。

■営業時間

朝10:00~夕方5:00

火曜日はお休み。窓口での最終チケット販売時間は夕方4時まで。

*2019年2月時点の情報ですので、公式サイトをご確認ください。

ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)のお土産物屋さん。ピーターラビットのグッズが充実していました。

駐車場は無料でした。Lyftを使う場合も、ハンティントン・ストアというお土産物屋さん(エントランスのすぐ横)の前まで車で乗り付けできるので便利です。

■アクセス方法

駅やバス停からはかなり距離があり、園内でもかなり歩きますので、車でくることをおすすめします。自分で運転するのが不安な人は、ぜひLyftのご活用も!

アメリカのライドシェアLyft(リフト)の使い方を解説

1日じゃぜんぜん足りない!ハンティントン・ライブラリー

ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)のローズガーデンも人気。

なにも考えないでフラっと出かけたハンティントン・ライブラリー。ローズガーデンのどこかにあるティールームでは、アフタヌーンティーもあったらしいという噂を聞き公式サイトを見てみたら、ほかにもグリルレストランやヌードルハウスまであったみたいで…。入口にあったしょぼいコーヒーショップでお茶した自分にリグレット。

時間も体力もかなり余裕をもった状態で見学に来ないと、スケールが大きすぎて全貌がわからないスゴイ家でした。アメリカで大富豪と言われる人のお金持ちレベルが、とにかく半端ないことだけはしっかり理解。これはまたリベンジしないと。

ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)は教育機関や研究所としての役割も果たしています。

出かける前は、「図書館なのに、入場料が29ドル?たかっ!」と思ったけれど、世界中からの先進的な学者や作家、そして政策立案者研究者たちが訪れるというこの場所は教育の観点からはもちろんカリフォルニアの重要な研究機関でもあるのだそう。

自然・学問・芸術・ビジネス、いろんな角度から刺激がもらえるとても有意義な時間になりました。

【INFO】

今回ご紹介したのは<ハンティントン・ライブラリー(The Huntington Library)>です。

住所:1151 Oxford Road San Marino, CA 91108

ヘンリー・E.ハンティントン氏が奥様のアラベラさんと過ごした邸宅でした。ハンティントン氏が亡くなった翌年の1928年から北カリフォルニア初の公共図書館として開放されたそう。

そしてこのサンマリノという街も、本当に静かでいいところでした。みんな親切で大好きになりました。

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