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子育て

【梅雨はフランスの受験シーズン】

レポーター:ペレ信子

2019.06.08

家族のことで少し忙しくしていました。娘は高校三年生。受験生です。フランスや欧米の学校では5〜6月に卒業試験があり、入試の結果が出る受験シーズンです。新学年は9月〜10月に始まります。

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欧米の大学の受験方法を簡単に説明すると、日本の大学のように各大学の筆記試験を受けるということではなく、高校の成績表、内申書、志望動機書、推薦状などを送り(今はインターネットでアップロードするだけになってきました)、必要があれば面接(遠い場合はSkype面接)や、美術系などは自分の作品のポートフォリオ提出を求められたりして、合格が決まります。フランスのシステムは4年前の長男の時とかなり変わって、さらに合理的になったと感じました。
成績表、内申書は一括してアップロード。志望校を20校くらいまで選ぶ。→各学校から求められる必要書類もアップロード。→ それぞれの学校から合、否、ウェイティングリストいずれかの返事が来る。→合格の学校の中からもっとも行きたい学校1校を48時間以内に選ぶ。→すると、ウェイティングだったほかの学校から新たに合否が知らされる。→新たに合格した学校と、最初に選んだ学校の中から一番行きたい学校を48時間以内に選ぶ。→すると、まだウェイティングだった学校から合否が知らされる。→すべての学校から返事が来るまで繰り返される。→最終的に選んだ1校に決まる。
という感じです。
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うちの娘の場合は、フランスの大学を第一志望校にして、日本とフランス以外の海外の大学にも願書を送りつつ、面接を受けたり、書類を準備したり。。。しっかりしていても、受験サイトを読み込んでいなかったり、期日を忘れそうになったり、ということもあるので不備がないように親も気を配るのは日本も同じですよね。
ハラハラドキドキと過ごしておりましたが、娘は希望のフランスの大学に行くことになりそうです。しかし、ここで終わらないのがフランスの学校。これから高校卒業試験『バカロレア』が待っています。(ちなみに日本でも多くの学校が導入している国際バカロレアはフランスのバカロレアと何の関係もありません。フランスのバカロレアから名前を取っているだけだそうです)
これがまた、厳しい試験なのです。たとえば哲学の筆記試験は4時間。お題は一言「すべての真実は変わらないか」「芸術作品は必ず美しくなければならないか」などなど。4時間書き続けても時間が足りないくらいなんですって。試験後も自分がどのくらい点数が取れたか全く想像できないそうです。そしてもちろん、バカロレアに受からなければ、大学の合格も取り消されるので最後まで真剣勝負です。
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みんなあと少し、がんばって。そのあとには大好きな『バカンス』が待っていますよ。
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ル・クルーゼアンバサダーに選ばれました。




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フランスから学んだ、暮らしの工夫と楽しみ方を綴っています。

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