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インテリア・雑貨

【マクロン大統領とセーヴル磁器】

レポーター:ペレ信子

2019.06.30

 G20が終わりましたが、フランスのマクロン大統領はG20に先立って2日早く来日していました。その2日間、在日フランス人を東京の大使公邸に招いたり、天皇皇后両陛下から午餐に招かれたりと、忙しく過ごされていたようです。
日本在住のフランス人数は1万人以上ということですが、大使公邸のレセプションには全てのフランス人が招かれていました!
でも当然、1万人も公邸に入れないので、メールの招待に返信した先着1000人が招待状を手にしたとのこと。平日の昼間でしたが、公邸はお祭りムードで盛り上がったと聞きました。建物内に入りきらない人々のため、庭にテントが張られて大きなスクリーンで大統領のライブ演説を聴くという、ガーデンパーティーのような雰囲気。この時の大統領の演説がエリゼ宮のツイッターに載っていましたが、とてもダイナミックでフランスの未来と日仏関係の未来が輝かしく感じられました。
EN DIRECT | Rencontre avec la communauté française au Japon. https://t.co/JOrBIiUD6R— Élysée (@Elysee) 2019年6月26日
(フランス語です)
2020年の東京オリンピックのあとは2024年のパリオリンピックです。パリでのジャポニズム一連のイベントも大成功でした。そんな理由もあって、ますます日仏関係が強くなっていく予感です。
さて、そんなマクロン大統領、秀才というだけではなく、ブリジット夫人とともに、文学や芸術などに造詣が深いことでも有名です。先日フィガロ紙のある記事が目に止まりました。
フランス大統領公邸のエリゼ宮。同じ建物に住んでも歴代大統領はそれぞれに習慣も趣味も違う。その中で、マクロン大統領が大切にしていること、それは食器なんだそうです。昨年、セーヴルに1200点のサービスを注文したとのこと。

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(セーヴル磁器の絵付け:フィガロ紙サイトより)
エリゼ宮が最初にセーヴル磁器を購入したのが1872年。デュプレシスがデザインした"Aux oiseaux"。それから新しい大統領が就任するたびにほぼ全員が、それぞれの趣味に合った食器を新調されているそうです。
その中でもマクロン大統領の注文は1200点と膨大でした。招待客300人を一度にもてなせるように、今までのデザインを一新したモダンな"Bleu Elysée"というサービスをセーヴルに注文。コンペでコンテンポラリーアーティスト、Evariste Richer氏がデザインを担当することに決まりました。食器はエリゼ宮の設計図をモチーフにしたデザインになるそうです。この食器で最初にもてなされるのはどこの国の人でしょう。その晩餐会を見るのが楽しみです。

マクロン大統領はコーヒー党で、好みのコーヒーマシーンをどの国に行く時も持参されているとのこと。その時にコーヒーのみならず、セーヴルのコーヒーカップも持参されているので、担当の方はとても気を使うんだそうです。今回のG20でも、合間にセーヴルのコーヒーカップで一息入れていたのでしょうね。
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ル・クルーゼアンバサダーに選ばれました。




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フランスから学んだ、暮らしの工夫と楽しみ方を綴っています。

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