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【素顔のマリーアントワネット】

レポーター:grandeN

2017.04.18

先日、所属するフランス語婦人会が主宰する「Marie-Antoinette intime」(素顔のマリーアントワネット)という講演を聴きに行った。スピーカーは昨年までヴェルサイユ宮殿美術館友の会の会長だった方。歴史家で18世紀の家具の専門家。2月まで森美術館で開催されていた「マリーアントワネット展」はヴェルサイユ宮殿が企画・監修しただけあって、宮殿内部の事やマリーアントワネットに関する細かい史実がたくさん紹介されていた。最終的に42万人の来館者があったという。
マリーアントワネットが素顔のままで過ごせたBoudoir つまり Cabinet de la Meridienne (昼寝の間)の修復工事が行われ、その中で新たに発見した事が今回の講演の中心だった。修復工事をするたびに新しい事が分かると言う。
この部屋は皇太子妊娠時に王妃がよく使っていた部屋で、なかなか授からなかった第一子の妊娠と言う大変幸せな時間を過ごした。親しい友人と誰にも邪魔されずにゆっくり話ができるような構造になっていたらしい。小さなその部屋にその時代の家具や細工の最高技術が駆使されている。
今回の修復で、フローリングが実は黄色のペンキで塗られていた時期があったことや、小さいスペースながらあまりの寒さに王妃が暖炉をつけさせたことが分かった。マリーアントワネットとともに、その時代のヴェルサイユ宮殿での暮らしの様子もよくわかる講演だった。
実はこの講演は在日フランス大使公邸で行われ、スピーカーと個人的に友人である大使夫人が司会をつとめていた。講演前にはウェルカムドリンクが振る舞われ、その間に大使夫人が参加者一人ひとりと握手をしながら周り、講演後はシャンパンや冷たい飲み物と色とりどりのカナッペが振る舞われた。
大使夫人の楚々とした立ち振る舞いと優雅な公邸の雰囲気が、ヴェルサイユ宮殿にいるような気分にさせてくれました。

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