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【『ダリエン地峡決死行』】

インフルエンサー:ようこクリスピー

2020.06.28

『ダリエン地峡決死行』北澤豊雄
産業編集センター(私の旅ブックス)2019.6.27
ダリエン地峡決死行 

タイトルにある「ダリエン地峡」とは
 
コロンビアとパナマの国境地帯で
世界で最も過酷な国境と言われている場所。

世界中の冒険者やジャーナリストが興味を持ち
横断に成功した者もいれば
ゲリラに誘拐されたり行方不明になったりする。

そんな命の保証が限りなくゼロに近そうな場所に
著者は歩いて横断しようと挑む。

結果的に生きて帰ってこれたからこそ
この本が発売されているのですけど
「よく無事に帰ってこれましたね!」の一言。

だって著者略歴を見ると
帝京大学を卒業し
広告会社と保険外交員の仕事をしていたとは
冒険や探検とは無関係の
普通のサラリーマンではないですか!

著者自身も書いている。

「私はそれまで冒険旅行にはまるで興味がなく
山登りやハイキングも苦手であった。
小学校から高校までは野球部に所属していたとはいえ
体力はなく、高校2年の春にマネージャーを命じられた。
腕立て伏せは20回もできるかどうか。
身長は162㎝、体重は60キロ弱」

とあるように、頑健・屈強な男!とは言い難いよう。


じゃあなぜ冒険の地へ赴いたか?と言えば
「好奇心」

あとがきのラストに

「性懲りもなく近々また
中南米に出かけようとしているこの頃である」
2019年4月末日。

とある。コロナ渦の今、
どこにいて何をしていらっしゃるのでしょうか?
次の旅の話も聞きたい!

サンダル履きの裸足の足に
蟻が1匹歩いただけで大騒ぎしちゃう私には
とてもできない旅。
だからこそ見て、体験した人の話を求めてしまう。
冒険苦手派でもゾクゾクしながら楽しめる本でした。



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