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その他

【『愛という名の支配』】

インフルエンサー:ようこクリスピー

2020.09.12

『愛という名の支配』田嶋陽子
新潮文庫 2019.11.1
愛と言う名の支配  

この本はもともと
1992年10月太郎次郎社より刊行された後
2005年12月講談社+α文庫より刊行されたもの。

著者の田嶋陽子さんを知ったきっかけは
約30年前の「たけしのTVタックル」で
私もそうよ、という人が大半ではないかしら?

でまた、同番組内において共演者、
特に舛添要一さんとのバトルを記憶している人も
多数では?


当時、田嶋陽子さんがフェミニストの立場から
真剣に男女あり方の不平等感を訴えているのに対し

対する男性陣は
なんとなく「半笑いな態度で言い返す」という構図
だったような。

一度、舛添さんの言うことに頭にきた田嶋さんが
マイクを置いて番組途中に帰ってしまったことも
ありました。(インパクト強すぎて忘れられません!)

あの頃は、「ギャーギャーうるさいおばさん(失礼)」
という印象で、
田嶋陽子さんの主張することは分からなくはないけど

人それぞれで
「女は男に養われる存在なんだ」と思う人は
別にそれでいいじゃないの?と思っていた。

時は過ぎ、今は田嶋陽子さんの言っていたことが
はっきりと理解できます。
制度上は男女平等、男女共同参画といいながら
まだまだ男女がニュートラルな関係にはなってなくて
男性女性それぞれに生きにくい世の中になっていると。

著書の中では
母親との葛藤や恋人とのことも
赤裸々に描かれていて

決して男勝りなわけではなく
普通の女の子だったんだわと
親近感も湧いてきました。

時代を感じさせない1冊。
どなたが読んでもいいけれど
これから社会で活躍する大学生に特にオススメ。








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